医学部バブルで医師不足は解消するか

医師不足の解消のために、医学部の定員を増やす議論が本格化している。さしあたり、来年からは過去最大の定員まで増えることが決まっている。
医師の養成には、時間がかかる。大学で6年、研修を2年。これから、さらに数年の経験を積んで、ようやく1人前。
今から対策をうって、効果がでるのは10年後。
会社でもそうだが、バブル期に大量採用された新入社員は、同期採用が極端に多い中、ポストもなく淘汰された。
短期間に医師の供給を増やせば、バランスが崩れ、たくさんの敗者がでるだろう。
彼らが働く場所は田舎にしかないから、あふれた若い医者が仕方なく働くので、地域医療が再生する。というシナリオで、これから医師をめざす人が増えてくるのだろうか。
医師が増えれば、確実に医療費が上がる。それぞれが相応の仕事をすれば、売り上げが上がるのは当然だ。
しかし、医療費の削減を続けながら医師の供給を増やしても、そもそも赤字の地方病院は雇用できない。
医療費を確保する施策がなければ、医師数を増やしても、田舎に医療を供給することはできないはずだ。

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