毎日、決まった時間に、起きて、眠る。しかし、仕事の関係で、決まったリズムで生活できない方も多い。
シフトで、夜間、日中と勤務時間が変わる、看護師、警備員、製造工場勤務者などのシフトワークの健康への影響が指摘されている。
シフトワークは、肥満やメタボリックシンドロームのリスクが上昇することが報告されている。さらに、こうした勤務状態が長期間続くほど、リスクは高くなる。
その原因としては、
- 家族との生活パターンのずれによるストレス
- シフトワーク中に目を覚ますために喫煙する
- シフトワーク後に眠るために飲酒する
- 定期的な運動習慣が難しくなる
など、生活習慣に関する行動の変化が、肥満、メタボリックシンドロームの増加に関係していると考えられる。
さらに、不眠が生活習慣病と関連することも指摘されている。不眠が糖尿病、高血圧、心筋梗塞などを増加させ、睡眠時間が短いほど、リスクは高くなる。
シフトワーカーは、生活スケジュールと、本来、体に備わっている体内時計が同調できなくなり、健康に影響がでやすくなる。勤務時間が不規則になる仕事では、より、生活習慣病に対する意識が必要になる。
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