症候群(しょうこうぐん)
症候群というのは、同じような症状がでる、いくつかの病気の集まりのことです。
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症候群というのは、同じような症状がでる、いくつかの病気の集まりのことです。
健診、検診、言葉の意味は少し違いますが、とにかく「けんしん」は大事です。
延命治療は、患者さんを治すために治療行為ではなく、生きている時間を少しだけ延ばす処置のことです。
医療関係者の使う言葉が、患者さんのご家族にうまく伝わらないと誤解を生みます。
炎症とは、細菌やウイルスが体内に入り込んで、体がそれに反応している状態です。炎症の程度を判断する代表的な検査がCRP(シーアールピー)です。
患者さんのゲノム情報に基づいたがん治療が、「がんゲノム医療」です。
フレイルとは、高齢者が年齢による身体の衰えによって、介護が必要な状態になりつつある段階です。
尿道カテーテルをいれて数日たつと、バッグが紫色に変色することがあります。これを、紫色尿バッグ症候群といいます。便秘と尿路感染のサインになります。
Clinical Inertiaとは、「治療目標が達成されていないのに、治療が適切に強化されていない状態」のことです。クリニカル・イナーシャと読みます。本来は治療の変更が必要なのに、患者さんを説得できずに、ずるずると同じ治療を続けている場合があります。これは医師の怠慢というだけの問題でしょうか。
重症のサインとなる症状を、レッドフラッグサイン(red flag sign)といいます。一見ありふれた症状にみえても、緊急に治療が必要な、重症の病気を警戒する必要があります。
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