厚生労働省は、75歳以上の人を対象にした健診に、「フレイル」をチェックするための「後期高齢者の質問票」を、2020年度から導入すると発表しました(2019年10月29日、大臣会見)。「後期高齢者の質問票」の回答は、国のデータベースに集められ、分析されることになります。
健康な状態から介護が必要な状態へ向かっている高齢者を「フレイル」といいます。フレイルの特徴は、体重減少、筋力低下、疲労感、歩行速度の低下、身体活動の低下です。
「後期高齢者の質問票」は、食生活、栄養状態、運動習慣、社会参加などを把握して、フレイルの早期発見、重症化予防に役立てます。
後期高齢者の質問票
<参考>
厚生労働省「高齢者の特性を踏まえた保健事業ガイドライン第2版」
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