医療過誤をどの様に対処すれば良いのか。

はじめまして。先日、鎖骨骨折で息子が手術を受けました。

①傷が目立たないよう、1〜2センチと穴を開けて、針金を入れる。
②鎖骨骨折部分を横長に切ってボルトで止める。
どちらでも良いが傷口が大きくなるのでとりあえず①で手術を行いましょうか。とのことで手術をしました。

手術が終わって、主治医から手術中に器具を落として少し傷付いてます。大した問題はないと思います。とだけ伝えられましたが、ガーゼを外した日にとてもびっくりしました。①②を同時にしたかのような傷口で、ショックや、不信感でいっぱいです。

2週間後には抜糸するとの事前の説明でしたが、その後抜糸がされないので質問しました。私が抜糸は何時するのでしょうか?と質問すると、先生はその説明は何時の説明ですか?手術前の説明ですよね?!手術は抜かなくて良い糸にしました。と、言われました。

何故、手術前の説明と違う方法にされたのか、器具を落とした傷の深さや、処置はどの様なものなのかなども聞けず。

3ヶ月後に抜針の手術をするので、先生を不快にさせてしまったら次の手術に影響するのではないか?と、怖くてミスの事にも触れれず、このまま不信感を持ったまま手術をしないといけないのか、当に悩んでいます。

この先、一生この傷と何もなかったかの様に生きて行くのかアドバイスを頂きたく、ご質問させていただきます。よろしくお願いいたします。

医知場先生の答え

ご質問ありがとうございます。

まずは、主治医と整形外科の責任者から、きちんと事実の説明を受けることです。
なぜ、手術器具を落としたのか。そのとき、何が起きたのか。傷口の状態や、それに対する処置をどうしたのか。
これらのことは、事前の説明にはない事故ですから、主治医は術後、速やかに本人や家族に説明するべきでした。
その説明を聞いた上で、医療過誤かどうかを判断してください。

3ヶ月後の抜釘の手術を気にされているようですが、医師が患者さんや家族に対する不快感から手を抜くということは考えられません。
そこでミスをすれば、ますます、追い込まれるのは主治医です。
ですから、安心して、納得のいくまで、説明を受けてください。

医師としては誠意を尽くしたことも、それが相手に伝わらなければ、誤解やすれ違いが、不信や憎悪を生んでしまいます。
まずは、主治医に説明を求めてください。それに応じなければ、病院や医師会の相談窓口を利用したり、法テラス等で専門家に相談されてはいかがでしょうか。

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