骨や関節、筋肉など体を動かす部品を、運動器といいます。ロコモティブ・シンドロームは、この運動器の調子が悪くなり、体を動かすのが不自由になった状態です。ロコモティブ・シンドローム、略して「ロコモ」まだまだ、メタボほど有名ではありません。
- 片脚立ちで靴下がはけない
- 家の中でつまずいたり、滑ったりする
- 階段を上るのに手すりが必要である
- 横断歩道を青信号で渡りきれない
- 15分くらい続けて歩けない
- 2kg程度の買い物をして持ち帰るのが困難である(1リットルの牛乳パック、2個程度)
- 家のやや重い仕事が困難である(掃除機の使用、布団の上げ下ろしなど)
- ひとつでも当てはまれば、ロコモの可能性があります。
ロコモは、筋力やバランスの低下に原因があります。ロコモのためのトレーニング、ロコトレを紹介します。
ロコトレ その1「片脚立ち」
バランス機能の改善に効果があります。転倒しないように必ず支えが近くにある場所で行ってください。
- 床に着かない程度に片脚を上げます。
- 左右1分間ずつ、
- 1日3回が目安です。
- 支えがないと倒れそうなときは、机に両手をついて行いましょう。
ロコトレ その2「スクワット」
- 椅子に腰をかける感じで、お尻をゆっくり下ろします。
- 膝に負担がかからないように、膝は90度以上に曲げないようにしましょう。
- 最初は、お尻を軽く下ろす程度で、深くかがむ必要はありません。
- 安全のために、椅子やソファーの前でやりましょう。
- 足を外側に30度ほど開き、体重が足の裏の中心にかかるように意識します。
- 膝はつま先より前に出ないようにして、足先と同じ方向に膝が曲がるようにします。
- 深呼吸をするペースで、ゆっくりと5-6回繰り返します。
- 1日3回が目安です。
実は、僕もロコトレ、やってます。まだ、若いつもりなので、標準よりたくさんやってます。これは、実感としていいです。とくに、下半身の筋力がつくと、病院の階段を上がるのが楽になりました。
一緒に、ロコトレ、始めましょう。
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