運動負荷心電図でわかること

心臓の血管(冠動脈)の流れが悪くなる狭心症では、いつも心電図に異常がみられるわけではなく、狭心症の発作が起こって初めて心電図に異常があらわれます。発作が起きていないときの心電図では、正常な人と区別がつきません。
運動をすると、血圧や心拍数が増加して、心臓からたくさんの血液を送り出そうとします。このとき、心臓の筋肉を流れている血管(冠動脈)にもたくさんの血液が必要になります。ところが、動脈硬化で血管が細く硬くなり、血液の流れが悪くなっていると、安静時にはなかった心電図の変化が表れるようになります。
運動負荷心電図は、階段の上り下り(マスター法)、固定した自転車をこぐ(エルゴメーター)、ベルトの上を歩く(トレッドミル)など、一定の運動が加わった状態での心電図の変化をみる検査です。心電図の波形の変化によって、心臓の血管の流れの悪さがわかります。
また、運動負荷心電図は、運動の強度を変えて心拍数、血圧の変化をみることで、運動能力を判定することができます。運動時にあらわれやすい不整脈の判定にも有効です。

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1 個のコメント

  • 従来、階段を上ったり、降りたりする 台のようなものが有って、
    これを マスターステップ法と称され、日本では一般的に行われてきました。
    しかし、その際、患者の心臓の状態は、12誘導心電図が、その時、測定できない
    ので、危険と思われる場合には、行われていません。
    無線式のブルーツース( パソコンで一般的な技術です)法を採用した
    最新式の 12誘導心電計を正式認可頂き、発売しました。

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