悪い知らせをうまく伝える-SPIKES

医者が患者に悪い知らせを伝えるときの6段階のプロトコールが提唱されています。頭文字をとってSPIKESとよんでいます。

1.設定-SETTING UP the Interview
・適切な面談の場所を設定し、プライバシーの確保、患者が必要な人物の同席。

2.評価-Assessing the Patient’s PERCEPTION
・自分の病気についてどのように理解しているか、どんな気持ちか。

3.確認-Obtaining the Patient’s INVITATION
・自分の病気についてどこまで知りたいか。

4.伝達-Giving KNOWLEDGE and Information to the Patient
・良くない知らせであると前置きをして、わかりやすい言葉で、相手の理解を確認しながら少しずつ。

5.共感-Addressing the Patient’s EMOTIONS with Empathic Responses
・すべての反応に共感する。相手の気持ちや気がかりを探りながら話す。

6.総括-STRATEGY and SUMMARY
・治療計画を話す前に心の準備ができているかを確かめる。治療の選択肢について説明し、予測される結果を話す。面談の終わりには、次の面談で何をするのかを決めておく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です