こんにちは。72歳の母ですが、2年ほど前に心アミロイドーシスの診断を受け、ペースメーカー手術を行いました。難病指定の疾患で高額医療となる新薬も存在するのですが、年齢的なことも考慮し投与は見送りとなりました。
最近はBNP数値が400を超え、血圧も上側100を切ることもあるようで、息切れも悪化して本人も不安を覚えております。今は一人暮らしをしておりますが、老人施設への転居を進めるべきでしょうか?余命の可能性についてもアドバイス頂けたら幸いです。
心アミロイドーシス
医知場先生の答え
ご質問ありがとうございます。アミロイドーシスは、アミロイドという異常なタンパク質が臓器に沈着して機能障害をおこす病気です。
アミロイドの型によって病気は異なりますが、高齢者の心アミロイドーシスに多いATTRwtアミロイドーシスですと、予後は数年といわれます。
もちろん、病型によって余命は個人差があります。
一人暮らしに不安や不自由を感じられているのであれば、施設入所は良い選択だと思います。あまり病状が進む前の方が施設の選択肢も増えます。
余命はあくまでも個人差が多く、心不全の進行スピードも様々ですが、準備は始めてよろしいかと思います。
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