日本人がよく吸う 、紙巻きタバコ。実は、紙巻きタバコは、ニコチンをうまく体内に吸収させて依存症をつくりだすのに、よくできた製品なのです。
紙巻きタバコは、1回の吸引で中毒にならない程度のニコチンが体内に入るようにできている上、吸い方は自由に調整できるので、不快な中毒症状が起こりにくくなっています。
肺から吸収されたニコチンは、数秒で脳に到達するので、吸うとすぐに効果がでます。中毒もおこさず、少量ずつニコチンが体に入って、ニコチン依存症ができあがるという仕組みです。
タバコを吸うと、1時間ほどでニコチンの血中濃度が下がってくるので、タバコを吸いたくなります。こうして、1時間に1回くらい、ニコチン切れが起きるたびに、タバコを吸っては効果を実感するという、依存症を育てるにはよく作られた製品です。
こんなものを、国を挙げてコンビニや自動販売機で売っている、日本という国の異常さ。
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