食物と運動が重なって起きるアレルギー

アナフィラキシー

アレルギーのもとになる食物を食べてから、運動をするとアレルギー症状が起きる病気を、「食物依存性運動誘発アナフィラキシー」といいます。

  • 原因になる食べ物は、小麦が大多数(6割)で、エビ・カニ、果物が多い。
  • 症状は、じんましんや、喘息、動悸、吐き気、腹痛、ひどいときには、血圧が低下したりします。
  • 食べただけでは起きずに、食後2時間以内に運動をすると起こします。

これは、アレルギーの元になる食べ物が、運動によって、腸からよく吸収されるようになるためと考えられています。

原因となる食物を食べたあとに、解熱鎮痛剤を服用すると、発作がおきやすくなったり、症状が悪化することがあります。

この病気は、中学生から青年期に多く、食後にアレルギー症状を起こしたときは、すぐに、医師の診察を受けましょう。みるみる症状が悪化していく場合もあるので、ためらわずに、すぐに病院に行きましょう。

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