会えた友、会えなかった友

なかよし

先日、大学時代の友人たちと、久しぶりに麻雀をした。大学の頃は、連日のように雀荘に通っていたが、最近では、年に1−2回、昔の友人たちと卓を囲むだけになった。

この面子は、学生時代は遊んでばかりいたので、卒業の成績は散々だったが、教授になったものもいる、優秀な友人たちである。ちなみに、私は教授から倍満をあがった。(麻雀を知らない人は、まったく、通じない話だとは思う。)

そのとき、高校時代の同級生の訃報を知った。亡くなった彼とは、高校時代、同じ理系の科目を選択していて、とんがっていたが幼稚な私とは違い、優しい、真面目な男だった。

最近は、Facebookやメーリングリストのおかげで、高校時代の同級生とも連絡が取れるようになっていたので、彼の元気な姿を写真で見たことがある。近いうちに、連絡を取って会いたいものだと思っていたし、そうなると思っていた。しかし、もう、叶わなくなった。

会いたい友とは、会わなくちゃいけない。
できることは、できるときにしとかなければ、後悔する。

昔の友達は、年をとっても、昔のままの笑顔をみせてくれる。今も彼を思い出すときは、高校の頃、はにかみながら笑っていた、あの顔のままである。もう、その彼に会えないことが悲しくて、涙があふれる。

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