背中が痛い、膵臓の病気

背部痛

膵臓は、明太子のような形をした、長さ15cmほどの臓器で、胃の裏側にあります。背中に近いところにあるので、膵臓が炎症を起こすと、みぞうちから背中にかけて痛みが広がることが多いです。

膵臓は、血糖を下げるインスリンというホルモンや、膵液という食物を消化する酵素をだしています。

アルコールや脂っこいものをとりすぎると、膵臓が急激に炎症を起こし、膵液が膵臓自体を消化してしまい、重症化すると命にかかわることもあります。これが、急性膵炎です。

膵臓の炎症が繰り返し起こると、インスリンをだす力が落ちて、糖尿病になることがあります。

飲酒量が多く、脂っこい食事が好きな人で、おなかから背中にかけて痛みや違和感がある場合は、膵臓の病気の可能性がありますので、かかりつけの医師に相談しましょう。

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