百日咳

ここ数年、成人の百日咳患者の報告が増えている。ワクチンの効果は 5-10 年程度といわれており、子供の頃にワクチンを受けていても感染する可能性があります。

大人が感染した場合、典型的な症状がでないことが多く、培養検査や抗体検査の感度も低いため、確定診断が難しい場合があります。大人で咳が長引いている場合は、百日咳の可能性を考えておく必要があるでしょう。

症状

最初は、ふつうのかぜ症状で始まり、発熱はあまりないが、次第に咳の回数が増えて、咳の程度もひどくなる。

1-2 週のうちに、百日咳に特徴的なけいれん性の咳を繰り返すようになる。

この時期の咳は、顔を真っ赤にしてコンコンと立て続けに激しく咳き込み、最後にヒューと音を立てて息を吸い込む。咳は夜間に多く、咳の発作がないときは熱もなく健康な状態とあまり変わらない。咳のために、顔がむくむことがある。しばしば、嘔吐を伴う。

乳幼児では、特徴的な咳発作ではなく、無呼吸発作、チアノーゼ、けいれんなどの症状が現れることが多い。

症状がはじまってから治るまでの経過は、6-8週間です。

原因

百日咳菌

潜伏期間

7-10 日間

感染経路

  • 患者の咳やくしゃみによる飛沫感、接触感染
  • 初期に感染力が強い

検査

  • 咽頭、痰の培養検査
  • 血液の抗体検査

治療

マクロライド系の抗菌薬

参考

感染症情報センター  http://idsc.nih.go.jp/index-j.html
感染症の診断・治療ガイドライン 2004  日本医師会雑誌

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