心臓が悪くて喘息がでる、心臓喘息

心臓が原因で喘息に似た症状がでることがある。これを、心臓喘息(しんぞうぜんそく)という。

心臓の動きが悪いと、肺への血液の流れが悪くなり、気管支という空気の通り道がむくんで、喘息に似た症状がおきることが原因だ。

横になると、心臓に戻ってくる血液の量が増えるので、肺に血液がたまって、さらに症状が悪化する。患者は横になると苦しくなるので、横になれず、座ったままの姿勢をとる。夜、寝ているときに突然息苦しくなることもある。

これが典型的な心臓喘息の症状で、高血圧で心臓の機能が低下した人に多い。
しかし、もともと肺に原因がある気管支喘息の発作も夜中から明け方に多く、見分けが難しいことも多い。

最近では、BNPという血液検査で、心不全かどうかを見当をつけることができる。実際、私の患者さんも判定が難しい例があったが、BNPが高かったので、心臓喘息と診断し、心不全の治療をしたところ、喘息の症状がなくなった。

気管支喘息の治療薬には、心臓に負担をかけるものがあるので、喘息の症状があっても、肺が悪いのと、心臓が悪いのでは、まったく治療法が違うので注意が必要だ。

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