特別養護老人ホームは、地方自治体や社会福祉法人が運営する、公的な介護施設です。
一般の有料老人ホームに比べて、入居一時金がなく、月額の利用料も安く抑えられています。
- 入所できるのは、
- 65歳以上
- 要介護度3以上の高齢者です。
2015年4月から新規に入所できるのは、要介護度3以上の方に限られました。要介護度の低い方は、入所できません。
では、特別がつかない、養護老人ホーム、とは何なのかというと、
- 65歳以上
- 病気がなく、介護の必要がない
- 自立した高齢者で、
- 生活保護を受けている、低所得などの理由で自宅で生活できない、
- と各市町村が審査して入所できるようになります。
養護老人ホームは介護はできないので、要介護と認定された方は入所できません。養護老人ホームの費用は、各市町村が負担することになります。
さて、特別養護老人ホームが、養護老人ホームと比べて特別なのは、介護サービスが受けられる、ということです。
特別養護老人ホームは、需要に対して、施設数が少ないため、入居まで数百人待ち、数年待ちということも、よくあります。生きている間にたどり着けない列に、並んでいる人がたくさんいます。そういう意味でも、特別、なのかも知れません。
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