新型コロナ感染者への保健所の対応が変わります

保健所

保健所は、今後、原則的に、濃厚接触者への検査は行いません。感染者と飲食をしたり、マスクをせずに密な空間で過ごした方など、濃厚接触が疑われる場合は、対応してくれる医療機関を探して、自分で検査を受けることになります。

また、濃厚接触者への対応も変わります。事業所は、職員が濃厚接触者となった場合、強制的に休ませて就業制限をする必要はなくなります。事業者が、濃厚接触者となった職員の感染の有無を確認するために検査を要請する場合は、事業所負担で検査を行うことはできます。

コロナ感染者への対応も大きく変わります。

1にあげる重点的実施の対象に該当する方には、今までと同様、保健所が感染者に直接連絡し、健康観察を行います。

1.重点的実施の対象

  • 65歳以上の方
  • 40歳以上64歳以下で重症リスク因子を複数持つ方:発生届の記載に、ワクチン未接種(1回のみも含む)、慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、脂質異常症、慢性腎臓病、悪性腫瘍、肥満(BMI 30以上)、喫煙、移植後の免疫不全
  • 妊娠している方
  • 中等症以上、入院が必要な方
  • 2歳以下の方

1以外の方、保健所は携帯電話にSMS(ショートメッセージサービス)を使って、自宅療養や健康観察、相談窓口の電話番号等の案内を行い、感染者が自分で健康観察などを行います。

つまり、1以外の大半の方は、自分のことは自分で守るしかありません。一人住まいで、まわりに知り合いやご家族などサポートされる人がいない場合、かなり厳しい状況になることが考えられます。

また、濃厚接触者や感染者に保健所の網がかからないため、濃厚接触者とわからずに職場に行ったり、自己判断で検査を受けない方が増え、感染がさらに拡大するのではないかと心配でなりません。

<参考>
厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対応に係る今後の保健所等の体制について」(2022年4月4日)

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