指定感染症とは、感染症の分類

鼻腔検査

新型コロナウイルス感染症は、2020年1月31日に指定感染症として閣議決定され、翌2月1日より1年間を期限として施行されました。現在、新型コロナウイルス感染症は、指定感染症として2類感染症に相当する取り扱いになっています。

感染症は、感染症法に基づいて、1−5類感染症、指定感染症などに分類されます。1−3類感染症は、感染力や危険性の程度によって分類されます。4類は、おもに動物を介してヒトに感染するものです。5類は、流行状況等の情報提供が必要なものです。

今回の新型コロナウイルス感染症は、指定感染症です。指定感染症は、新型コロナウイルス感染症が5例目で、これまでの4例はその後、2類感染症に改正されています。相当に蔓延してしまった新型コロナウイルス感染症を、2類感染症相当の厳しい対応のままにしておくかについては、見直しが議論されているところです。

指定感染症に指定された感染症は

  • 患者に対する入院措置:医師の判断により隔離措置を取ることができます
  • 入院費の公費負担
  • 医師の報告義務:診断した医師は直ちに保健所へ届け出る義務があります
  • 積極的疫学調査:感染者との接触者を調査できるようになります

新型コロナウイルス感染症は、指定感染症として、医師が感染を確認した場合、直ちに最寄りの保健所へ届け出る必要があります。

このほか、1-4類感染症も、感染を医師が確認した場合、直ちに最寄りの保健所へ届け出る必要があります。

感染症の分類と考え方

  実施する措置など 分類の考え方
1類感染症 入院、消毒、交通制限 感染力と重篤性など危険性の程度に応じて最も危険な1類から3類までに分類
2類 入院、消毒
3類 就業制限、消毒
4類 動物を含む消毒など 1-3類感染症以外で主に動物を介してヒトに感染
5類 発生動向調査 国民や医療関係者への情報提供が必要
指定感染症 1-3類に準じた対応 1-3類感染症と同様の危険性があるものを政令で指定

感染症の分類と主な感染症

分類主な感染症
1類感染症エボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペストなど
2類急性灰白髄炎(ポリオ)、結核、SARSなど
3類コレラ、細菌性赤痢、腸チフスなど
4類E型肝炎、A型肝炎、狂犬病、マラリアなど
5類インフルエンザ、梅毒、麻しん、AIDSなど
指定感染症新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
鼻腔検査

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です