認知症の末期に何をすべきか
認知症の経過を理解することは、患者さんやご家族にとって非常に重要です。
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認知症の経過を理解することは、患者さんやご家族にとって非常に重要です。
認知症は、物忘れによって日常生活に支障をきたすようになる病気です。単なる記憶力の低下ではありません。認知症には、アルツハイマー型認知症、脳血管認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症などがあります。認知症の初期症状はご家族にしかわからない場合も多く、周りの方の理解が必要な病気です。
MMSEは、長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)とともに、認知症の代表的な検査として使われています。
長谷川式スケールは、認知症を判定するための問診票です。30満点で、20点以下は、認知症の可能性があります。
胃ろうは、体の外から胃の中にチューブを通して、栄養剤を直接、胃に流し込む栄養補給の方法です。胃ろうは、栄養状態を改善するためのもので、誤嚥を回避する手段ではありません。
心療内科と精神科は、専門性の違う診療科です。
ポルスト(POLST)は、主治医が、患者自身から、終末期の治療に対する希望を聞き取って保管しておく書類です。
患者さん自身が、終末期の医療処置の希望を書いた書面を事前指示書。医師が患者本人から要望を聞き取り、カルテなどに記載しておくのが、ポルスト(POLST)です。
ADLは、自分のことが自力でどれくらいできるか、という意味です。
アンメット・メディカル・ニーズとは、今の医薬品が、まだ十分に医療ニーズを満たしていない領域ということ。
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